院長挨拶
コロナ禍に学ぶ日頃の健康管理の大切さ
約3年越しの「コロナ2019」で世界中の日常生活や社会機能が大きく変わってしまいました。しかし今回のコロナ禍は、はるか大昔からから繰り返されてきた人類と感染症との闘いの歴史の1ページにすぎないかも知れません。この度の経験で医療や健康に関する私たちの認識は大きく変わり、多くを学びました。現代最高の医療も時に無力なこと、日々の健康管理がいかに大事か、見えない敵に備える公衆衛生の大切さ、基礎疾患を作らない・悪化させないことなどであります。
「お一人お一人に無駄な健康診断はありません」
日本国内で毎年約100万人の方がガンの診断を受け、その4~6人に一人がガン検診や健康診断で早期発見された方です(厚労省報告)。1年365日の内ほんの1時間余りの健診が、仕事やプライベート生活へ大きな安心と自信を与えてくれます。そしてときに重大な警告を与えてくれます。
「健診結果、何も異常がなかったじゃないか・・」のつぶやきがご自身と家族を守る最高の武器になることを実感された方は多いと思います。
当健康クリニックは「受診者の立場に立って健康診断のスキルアップ・ステップアップを目指す」ことをビジョンに挙げ、立川の地で30年に渡り健康診断業務を育ててまいりました。健診は検査結果をお渡しするだけの仕事では決してありません。相互に御意見を交わしながら疑問・不安を解決し、皆様の健康な明日にお役に立てることを常に目指しています。
立川中央病院附属健康クリニック
院長 坂井春男